のどの腫瘍性疾患(咽頭・喉頭の腫瘍)
「声のかすれがなかなか治らない」「のどに何か引っかかる感じがする」
そのような症状はありませんか?
のど(咽頭・喉頭)には、良性のしこり(ポリープ・嚢胞・乳頭腫など)から、悪性腫瘍(がん)まで、さまざまな腫瘍性疾患が発生します。
初期には風邪や加齢による変化と区別がつきにくいため、早期の内視鏡検査が重要です。
のどの腫瘍性疾患とは
耳鼻咽喉科では、のど(咽頭・喉頭・声帯)を内視鏡検査(ファイバースコピー)で直接観察し、
炎症なのか、腫瘍性の病変なのかを詳しく見極めることができます。
見た目では判断が難しい小さな病変も、内視鏡により早期発見が可能です。
主な種類
● 良性腫瘍
- 声帯ポリープ・声帯結節:声の酷使や慢性的な炎症で生じるできもの
- 喉頭乳頭腫:ウイルス感染(HPV)などが関与する良性腫瘍
- 嚢胞(のうほう):粘液や分泌物が袋状にたまる病変
良性であっても、大きくなると声のかすれや呼吸のしづらさの原因となるため、
経過観察や手術が必要になる場合があります。
● 悪性腫瘍(がん)
- 喉頭がん(声帯がん・喉頭上部がんなど)
- 中咽頭がん・下咽頭がん
- 扁桃がん・舌根部がん
喫煙・飲酒・加齢・逆流性食道炎・ウイルス感染(HPV)などが、リスク要因とされています。
主な症状
- 声がかすれる、声が出しづらい
- のどの違和感・異物感
- 飲み込みにくい(嚥下障害)
- 咳や痰が長く続く
- 血の混じった痰
- 首のしこり(リンパ節の腫れ)
- 耳の奥の痛み
- 息苦しさ、呼吸音の変化
2週間以上続く声のかすれは、喉頭がんの初期症状であることがあります。
風邪のような症状でも長引く場合は、早めに受診しましょう。
当院での検査
● 問診・視診
症状の経過、喫煙歴、飲酒習慣、職業(声を使う仕事かどうか)などを丁寧に確認します。
● 内視鏡検査(ファイバースコピー)
鼻から細いカメラを挿入し、咽頭・喉頭・声帯の粘膜を詳細に観察します。
わずかな腫れ、白い病変、ポリープ、腫瘍の有無まで確認できます。
● 必要に応じた精密検査
悪性腫瘍が疑われる場合は、
国立国際医療研究センター病院・慶應義塾大学病院・東京女子医科大学病院など、新宿近隣の高度医療機関と連携し、
組織生検・CT・MRI・PET検査などを行います。
治療方法
● 良性腫瘍
経過観察または、局所麻酔・全身麻酔下での摘出手術を行います。
小さな声帯結節や嚢胞の場合は、炎症を抑える薬物療法で改善することもあります。
● 悪性腫瘍(がん)
進行度や部位に応じて、以下の治療を組み合わせます。
- 放射線治療:初期の喉頭がんでは声を残した治療が可能
- 化学療法(抗がん剤):放射線との併用で再発防止
- 手術(部分切除・全摘出)
- 再建治療・リハビリによる発声機能の回復支援
当院では、初期段階で発見し、専門病院へ迅速につなぐことを重視しています。
● 声帯ポリープの治療
- 安静・発声制限:1〜2週間は声を休ませます
- 薬物療法:消炎鎮痛薬、去痰薬、漢方薬、制酸剤など
放置するとどうなる?
腫瘍性疾患を放置すると、声が出なくなる・呼吸が苦しくなる・転移が起こるなど、
命に関わる状態に進行する可能性があります。
特に喉頭がんは、早期発見で治癒率90%以上といわれており、
早めの内視鏡検査が何より重要です。
Q&A:のどのがん・腫瘍性疾患について
Q1. のどが痛くなくても受診すべきですか?
A1. はい。声のかすれが2週間以上続く場合は、痛みがなくても検査をおすすめします。
Q2. 内視鏡検査は痛くありませんか?
A2. 細いカメラを使用するため、痛みはほとんどありません。短時間で終了します。
Q3. 喫煙歴があります。定期検査は必要ですか?
A3. はい。喫煙・飲酒歴がある方は、年1回の内視鏡検査をおすすめします。
Q4. 声が出にくいのは加齢のせいですか?
A4. 加齢による変化のこともありますが、腫瘍や炎症が原因の場合もあります。検査での確認が重要です。
Q5. のどのがんは治りますか?
A5. 早期発見・治療で完治が期待できます。声を残した治療が可能なケースもあります。
新宿・東新宿でのどの腫瘍・がん検査なら
新宿内科耳鼻科クリニックでは、のどの違和感・声のかすれ・飲み込みづらさ・長引く咳など、
腫瘍性疾患の早期発見を目的とした内視鏡検査を行っています。
必要に応じて、新宿近隣の基幹病院と連携し、精密検査・手術・放射線治療までスムーズにご案内します。
「風邪が長引く」「声が戻らない」「のどの調子が悪い」
そのような小さな違和感でも、早めの検査が安心です。
新宿・東新宿でのどのがん・腫瘍性疾患の検査なら、新宿内科耳鼻科クリニックへ。
耳鼻咽喉科専門医が、声と命を守るための早期発見・早期治療をサポートします。
