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睡眠時無呼吸症候群(いびき・無呼吸)

 

 

【予約について】順番予約制です。
【最終受付時間のご案内】水・木曜日の午前は12:30、木曜日の午後は18:00最終受付となります。ご注意ください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

眠っている間に「呼吸が止まる」——それは命に関わる病気かもしれません。

「家族にいびきがうるさいと言われた」「寝ていると息が止まっていると言われる」「朝起きても疲れが取れない」「日中の眠気が強い」
このような症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)の可能性があります。
当院では自宅で簡単に行える無呼吸検査から、CPAP(シーパップ)治療まで一貫して対応しています。放置すると高血圧や脳卒中などの生活習慣病を引き起こす危険があるため、早めの検査・治療が重要です。アレルギー科・耳鼻咽喉科専門医がおのどや鼻の構造的異常を克明に特定し、再発しにくい快適な睡眠環境を取り戻すサポートをいたします。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に10秒以上呼吸が止まる状態(無呼吸)を繰り返す病気です。多くの場合、空気の通り道である気道が物理的に狭くなることで起こります。

無呼吸が起こると体内の酸素が一時的に著しく不足(酸欠状態)し、脳や身体が休まらないため睡眠の質が大幅に低下します。その結果、日中の強い眠気や集中力低下を招くだけでなく、心臓や血管に過酷な負担が蓄積し、高血圧や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病、あるいは突然死のリスクを劇的に高めてしまいます。

主な症状

睡眠中の異常は自分自身では気づきにくいため、ご家族の指摘や日中の体調変化が非常に重要なサインとなります。

  • 毎晩のように大きないびきをかく
  • 睡眠中に呼吸が何度も止まる(ご家族や同居人から指摘される)
  • 十分な時間寝ているはずなのに、日中の強い眠気に襲われる
  • 朝起きたときに頭痛がしたり、体が重く強い倦怠感がある
  • 熟睡感がまったくなく、寝ても疲れがスッキリ取れない
  • 起床時にお口の中やのどがカラカラに渇いている
  • 夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
  • 日中の集中力や記憶力が低下し、仕事に悪影響が出ている
  • 会議中や運転中など、集中すべき場面で不意に強い眠気に襲われる

いびきは単なる癖や寝相の悪さではなく、「気道が狭まり、体が酸欠状態に陥っている危険なサイン」であることを認識することが大切です。

睡眠時無呼吸症候群の種類

SASは、呼吸が止まる原因の違いによって、主に以下の3つのタイプに分類されます。

閉塞型(OSA)

首周りの脂肪、下あごの小ささ、舌や軟口蓋(のどちんこ周囲)の沈下、扁桃肥大、あるいは慢性的な鼻づまりによって気道が物理的に塞がれて呼吸が止まる、最も高頻度(約9割以上)なタイプです。

中枢型(CSA)

呼吸中枢(脳)の働きが低下し、呼吸をするための指令が呼吸筋に正しく届かなくなることで呼吸が止まるタイプです。心臓疾患などを抱える方に合併しやすい傾向があります。

混合型

閉塞型(気道の物理的な閉塞)と、中枢型(脳からの呼吸指令の低下)の両方の要素が複雑に合併して出現するタイプです。

耳鼻咽喉科で主に治療介入するのは閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSA)であり、鼻づまりやのどの構造的異常(扁桃肥大など)の解消が治療の大きな近道となります。

当院での検査

当院では、患者様のお仕事や日常のスケジュールを妨げないよう、ご自宅でいつも通り眠りながら簡単に行える「簡易アプニア検査(保険適用)」を実施しています。検査のために入院する必要はありません。

簡易検査のステップ

1
初診・耳鼻科的診察

問診を行い、のどの扁桃の大きさ、鼻づまり(鼻中隔湾曲など)の有無を医師が丁寧に診察します。

2
検査機器のお貸し出し

手のひらサイズの軽量な簡易検査装置をお持ち帰りいただきます。装着方法も丁寧にご説明します。

3
ご自宅で装着して就寝

夜眠る前に、ご自身で指先と鼻の下に優しいセンサーを装着し、普段通りに一晩眠っていただきます。

4
翌日のご返却と結果解析

翌日以降に機器をご返却いただき、当院で睡眠中の酸素飽和度や呼吸停止の回数データを解析・説明します。

検査費用の目安(健康保険3割負担の場合):約2,700円
※初診料・再診料、または同時実施の処置・鼻内視鏡等の費用は別途必要となります。
※簡易検査の結果、さらに精密なデータ評価が必要と判断された場合は、専門医療機関と密に連携し、1泊入院等で行う「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG精密検査)」をご案内いたします。

治療方法

睡眠時無呼吸症候群の重症度やお喉の物理的形状、生活背景に合わせた最適なアプローチを行います。

● CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸)療法

睡眠中に鼻に装着したシリコンマスクから、一定の圧力を加えた空気を静かに送り込み、空気の圧力によって気道の閉塞を物理的に防ぐ、現在最も有効性が確立されている世界標準の治療法です。

  • 睡眠中の無呼吸が劇的に解消され、朝の目覚めのすっきり感や日中の眠気が大幅に軽減します。
  • 夜間の過酷な酸欠がなくなるため、高血圧、血糖値の安定、心臓や脳への多大なストレスが軽減します。
  • 脳梗塞や心筋梗塞、不整脈などの重大な血管系突然死トラブルの予防に直接的に貢献します。
  • 周囲を悩ませていたいびきがほぼ無音になり、ご家族も安心して眠れるようになります。

● 根本的な生活習慣の改善

  • 健康的な減量:首周りやのどの奥の脂肪を減らすことは、気道閉塞を解消する最大の根本対策です。
  • 飲酒・喫煙の制限:アルコールは筋肉を弛緩させ、舌の沈下を助長して無呼吸を悪化させます。また、タバコは気道粘膜を慢性的に腫れ上がらせます。
  • 睡眠時の体位工夫:仰向けで寝ると重力で舌が喉へ落ちやすくなるため、抱き枕等を使用して「横向き」で眠る習慣を推奨します。

● 耳鼻咽喉科専門医による局所治療

鼻づまり(慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症)があると、鼻呼吸ができず口呼吸になり、CPAP治療の継続も困難になります。当院では点鼻薬や内服薬、ネブライザー吸入によってお鼻の空気の通りを劇的に改善させ、いびきや無呼吸の緩和、およびCPAPのスムーズな装着環境をサポートします。

放置するとどうなる?

「単ないびきだから」「ちょっと昼間眠いだけだから」と、SASのサインを放置することは命に関わる重大な血管リスクを抱え続けることになります。

睡眠時無呼吸症候群の放置による主な健康危害リスク:

  • 高血圧・不整脈の深刻な悪化:無呼吸が起きるたびにお体が窒息死の危険を感じて交感神経が極度に過緊張状態になり、血圧が夜間に異常に跳ね上がります。
  • 心筋梗塞・狭心症の合併:心臓の筋肉への酸素供給が絶えず途切れ、心機能の停止を招く虚血性心疾患の合併確率が跳ね上がります。
  • 脳梗塞・くも膜下出血:血管の老化(動脈硬化)が著しく加速し、睡眠時や日中に突然脳の血管が詰まる、または破裂する危険性が大幅に上昇します。
  • 糖尿病・インスリン抵抗性の悪化:夜間の酸欠ストレスにより、自律神経や糖の代謝システムが乱れ、血糖値を下げるインスリンの効き目が著しく低下します。
  • 激しい交通事故・労働災害:居眠り運転や重機操作中の突然の意識喪失により、本人や第三者を巻き込む重大な社会損害・労働災害の引き金となります。

よくある質問 Q&A:睡眠時無呼吸症候群について

Q1. 呼吸が止まっているかは分かりませんが、いびきがひどいというだけでも受診した方が良いですか?

A. はい、お早めの受診を強くおすすめいたします。自覚していなくても、いびきをかいている時間の多くは気道が激しく狭窄しており、無呼吸症候群(SAS)の手前の段階(低呼吸状態)や、すでに重症のSASを合併している可能性が大変高いです。簡易検査を行っていびき中の酸素飽和度を確認することが健康管理の第一歩です。

Q2. 自宅での簡易アプニア検査は、お耳や体に痛みはありますか?

A. いいえ、注射や針を刺すなどの痛みを伴う処置は一切ございません。指先にお体の酸素濃度を測る光センサーを優しく挟み込み、お鼻の下に呼吸の気流を測る極めて軽量なシリコンチューブをテープで固定するだけの、とても簡単な検査です。お家でいつものベッドで快適に眠っていただきながら安全に測定できます。

Q3. CPAP(シーパップ)治療を開始した場合、この治療は一生続ける必要がありますか?

A. 必ずしも一生続けるとは限りません。CPAPは物理的な気道の補助療法ですが、治療期間中に生活習慣を見直して減量(ダイエット)に成功し、喉の周りの脂肪がスッキリ落ちた場合や、アレルギー・鼻づまりが根本改善して気道が広く広がった場合は、CPAP治療を卒業(離脱)できるケースも多々あります。定期的に状態を再評価していくことが大切です。

Q4. 鼻にマスクをして寝るCPAP治療は、苦しくて眠りにくくなりませんか?

A. 最初の2〜3日は、鼻に空気が送られてくる感覚やマスクの違和感に少し慣れが必要な方もいらっしゃいますが、多くの方は3日〜1週間程度でコツを掴み、「朝起きたときの頭のスッキリ感」「日中の眠気の劇的な消失」を実感され、今ではCPAPなしでは眠れないほど快適に快眠を楽しまれています。調整方法等も丁寧に並走しますのでご安心ください。

Q5. まだ小さな子どもであっても、大人と同じように睡眠時無呼吸症候群になりますか?

A. はい、お子さまも小児睡眠時無呼吸症候群(小児SAS)を発症します。お子さまの場合、肥満よりも「口蓋扁桃(扁桃腺)やアデノイド(喉の奥のリンパ組織)の過度な肥大」、あるいは「アレルギー性鼻炎による頑固な鼻づまり」が主原因であることがほとんどです。睡眠不足が成長ホルモンの分泌低下や落ち着きのなさ(ADHD様の症状)に繋がるため、お早めの診察・ご相談が極めて重要です。

新宿・東新宿で睡眠時無呼吸症候群の検査・治療なら

新宿内科耳鼻科クリニックでは、自宅でできる簡易検査・CPAP治療・おのどや鼻づまりの耳鼻科的処置まで、睡眠時無呼吸症候群に対して包括的な対応を行っています。

お昼休みやお仕事帰りなど、ライフスタイルに合わせて順番予約をお取りのうえ無理なくご利用いただけます。「いびきがひどい」「昼間眠くて仕事に集中できない」「朝から疲れている」このような症状がある方は、放置せず一度ご相談ください。安心・確実な検査と丁寧な説明で、あなたとご家族の質の高い健康的な睡眠を取り戻しましょう。

 

新宿内科耳鼻科クリニック 医師メッセージ

「昔からいびきがうるさいけれど気にしない」「日中少しぼーっとするけれど寝不足かな」と、お身体の大切なサインを後回しにしていませんか?睡眠中の無呼吸は、お体全体が絶えず窒息の危機に瀕しているのと同じであり、心臓や脳への多大なストレスとなり高血圧、糖尿病、さらには突然死への階段を上がってしまうおそろしい状態です。当院では糖尿病内科、循環器内科、そして耳鼻咽喉科専門医がチームを組み、睡眠中の異常値から、お喉や鼻の中の内視鏡的な通り具合の評価まで、ワンストップで的確に診療を伴走いたします。平日は毎日夜19時まで、東新宿駅直結すぐの抜群の通いやすさを整えてお待ちしております。どんな小さな違和感やいびきのお悩みであっても、どうぞお気軽にご来院の上、ご相談ください。快適な目覚めを取り戻しましょう。

新宿内科耳鼻科クリニック

副都心線・大江戸線「東新宿駅」B2出口すぐ、JR新宿駅や新大久保駅からも通いやすい抜群の好アクセス好立地です。お昼休みやお仕事帰りなど、ライフスタイルに合わせて順番予約をお取りのうえ無理なくご利用いただけます。

所在地 東京都新宿区(東新宿駅B2出口すぐ)
最寄り駅 東京メトロ副都心線 / 都営大江戸線「東新宿駅」直結・徒歩すぐ
診療時間 平日:9:30〜13:30 / 15:00〜19:00
土曜午前:9:30〜14:00
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※水・木曜日の午前は【12:30】が最終受付となります。
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