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睡眠障害と生活習慣病の関係

 

 

眠りと血管・内臓をまとめてコントロールする

睡眠障害と生活習慣病

「しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」
「眠りが浅く、生活習慣病が気になっている」
そのようなお悩みはありませんか?

睡眠障害と生活習慣病は、互いに深く関係し合い、悪循環を起こしやすいことが分かっています。
睡眠の質や量が低下すると、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの発症・悪化リスクが高まる一方で、生活習慣病そのものが睡眠障害を引き起こすこともあります。 新宿内科耳鼻科クリニックでは、睡眠と生活習慣病の両面から総合的に評価し、患者さま一人ひとりに合った治療・生活指導を行っています。

睡眠障害とは

睡眠障害とは、眠れない・眠りが浅い・夜中に何度も目が覚める・日中に強い眠気が出るなど、睡眠に関するさまざまな問題の総称です。主に以下のような疾患が含まれます。

不眠症

寝つきの悪い「入眠障害」、夜中に目が覚める「中途覚醒」、朝早く起きる「早朝覚醒」など、眠りに関する障害によって日中の活動性が著しく低下する病態です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

眠っている間に、のど(気道)が塞がって呼吸が何度も止まったり浅くなったりする病態です。激しいいびき、夜間の低酸素状態による酸欠を招き、血管に強烈なストレスがかかります。

概日リズム睡眠障害

脳内の体内時計(約24時間周期)と、社会的な昼夜スケジュールが著しくずれてしまう睡眠障害です。望ましい時間に眠る・起きることが困難になります。

むずむず脚症候群

主に夕方から夜、布団に入った安静時に、脚の奥がむずむずする不快感や動かしたい衝動に襲われる神経疾患です。激しい入眠困難や中途覚醒を招きます。

これらは単なる「一時的な睡眠不足」や「寝不足」ではなく、放置すると全身の自律神経や代謝を乱し、血管や臓器の健康に甚大な悪影響を及ぼす疾患です。

睡眠障害が生活習慣病に与える影響

睡眠の量や質が不十分になると、脳や身体をリラックスさせる「副交感神経」への切り替えがうまくいかなくなります。その結果、交感神経が興奮し続け、代謝や免疫に関わるホルモンバランスが大きく崩れます。

高血圧(治療抵抗性高血圧)

睡眠不足や睡眠の質の低下は、交感神経を常に過剰刺激し、血圧が下がりにくい状態を引き起こします。特に睡眠時無呼吸症候群では、夜間の酸欠(低酸素)のたびに血管に強いストレスがかかって血圧が急上昇し、降圧薬が効きにくい治療抵抗性高血圧の重大な原因となります。

糖尿病(インスリン抵抗性の悪化)

慢性的で質の悪い睡眠は、血糖値をコントロールする唯一のホルモンであるインスリンの働きを低下させ、血糖値を上げやすくすることが分かっています。睡眠障害があると、糖尿病の発症リスクが何倍にも高まるだけでなく、すでに糖尿病と診断されている方の血糖コントロールを著しく悪化させる大きな要因となります。

脂質異常症・動脈硬化・心血管疾患

睡眠の乱れは、脂質の正常な代謝能力を妨げ(悪玉コレステロールや中性脂肪の上昇)、体内の慢性的な血管炎症を引き起こすことで、動脈硬化(血管の老化・硬化)を急速に進行させます。その結果、ある日突然血管が詰まって破裂する、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血などの脳・心血管疾患を発症するリスクを急激に上昇させます。

生活習慣病が睡眠障害を引き起こすこともあります

一方、高血圧や糖尿病、肥満といった「生活習慣病」そのものが、睡眠を直接的・間接的に阻害して睡眠障害を引き起こすという、負の悪循環も指摘されています。

  • 糖尿病による夜間頻尿・手足のしびれ:高血糖により尿の量が増え、夜間に何度もトイレに起きることで中途覚醒が頻発します。また、糖尿病性神経障害による手足のピリピリとしたしびれ・違和感が、不眠をさらに悪化させます。
  • 心不全による夜間呼吸困難:心臓のポンプ機能が弱まると、横になった際に肺に血液がたまりやすくなり、息苦しくて夜中に目が覚めてしまいます。
  • 肥満による睡眠時無呼吸症候群:体重増加、特に首周りや喉の奥への脂肪蓄積は、睡眠中に気道を物理的に圧迫・閉塞させ、重症の無呼吸症候群(SAS)を誘発します。
  • 高血圧・動脈硬化による自律神経の乱れ:硬化して狭くなった血管は自律神経の適正なフィードバックを妨げ、夜間になっても交感神経が優位なままとなり、寝つきが悪くなります。

このように、睡眠と生活習慣病は決して切り離して考えることができない密接な双方向の関係にあります。

当院での診察について

新宿内科耳鼻科クリニックでは、「眠れない」という症状だけにとらわれず、背景に潜んでいる高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の有無も含めて、お体全体を総合的に評価・診療します。

当院では、患者様一人ひとりのライフスタイルを確認したうえで、必要に応じて以下の精密検査を適切に行います。

  • 血圧測定・家庭血圧の評価:診察室での測定だけでなく、ご自宅でのリラックス時の血圧値(家庭血圧)を重視します。
  • 血液検査・尿検査:糖尿病の指標となる「血糖値」「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」、および脂質(コレステロール・中性脂肪)、腎機能等の数値を詳しく測定します。
  • 睡眠状態の精密な問診:睡眠に入るまでの時間、目覚める回数、日中の眠気の状況、お持ちのお薬の影響などを詳細に評価します。
  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の評価:ご自宅で簡単に行える「簡易睡眠モニター検査」をご案内し、一晩の呼吸停止レベルを客観的に評価します。

ただ睡眠薬を処方するだけではなく、睡眠の改善と全身の生活習慣病コントロールの両立、そして薬に依存しすぎない本質的な健康改善を目指します。

診療の流れ

1

スマートフォンやPCからいつでもご予約可能です。(事前予約なしで直接お越しいただいた場合も、受付順にて迅速に診察いたします。お気軽にご来院ください)

2
受付・問診票の記入

ご来院後、受付にて健康保険証(またはマイナ保険証)をご提示ください。睡眠に関するお悩み、日中の眠気、指摘されている生活習慣病(高血圧・糖尿病)などについて問診票にご記入いただきます。

3
医師による診察・生活習慣の確認

問診票をもとに医師が診察いたします。睡眠の状態(寝つき、夜間覚醒など)を詳しくお聞きするとともに、首回りやお腹の触診、聴診器による心音・呼吸音確認を丁寧に行います。

4
必要に応じて検査

不眠の背景に隠れている生活習慣病を評価するため、血圧測定、糖尿病やコレステロールを調べる血液・尿検査、無呼吸を調べる簡易睡眠モニター検査などを適宜ご案内します。

5
治療方針・生活指導のご説明

各種データを分かりやすくご説明し、睡眠障害と生活習慣病の両方の現在のリスクを可視化します。無理のない食事・運動などの生活習慣改善指導、あるいは最適なお薬の要不要をご提案します。

6
治療・経過観察

お会計を行います。お薬の処方がある場合は処方箋をお渡しします。その後も定期的な検査によって血糖や血圧の推移、不眠の解消度をあわせて確認し、温かくフォローし続けます。

睡眠障害と生活習慣病 Q&A

Q1. 眠れないという状態が続くだけで、本当に生活習慣病になりますか?

A. はい、高確率でリスクが高まります。睡眠不足や浅い眠りが長期間続くことで、脳に過剰な酸欠や興奮ストレスがかかり、自律神経(交感神経)のバランスが崩れます。これが血管を収縮させて高血圧を招き、インスリンの感受性を低下させて糖尿病の発症・悪化のリスクを劇的に引き上げることが、多くの医学的研究によって強く実証されています。

Q2. 生活習慣病(糖尿病など)があると、それ自体で眠れなくなりますか?

A. はい、不眠に直結します。例えば、糖尿病を患うと尿が過剰に作られて夜間頻尿(トイレで何度も起きる)になりやすく、しびれや冷えなどの末梢神経症状も睡眠を強く妨げます。また、肥満に伴う睡眠時無呼吸症候群(SAS)による夜間の窒息(中途覚醒)や、高血圧による自律神経の乱れも、不眠や睡眠の質の著しい低下を引き起こす原因となります。

Q3. 不眠の悩みは、睡眠薬(導入剤)だけ飲んでいれば解決しますか?

A. いいえ、一時的な対処としては有効ですが、根本解決にはならないことが多いです。不眠の裏側に高血圧、糖尿病、あるいは睡眠時無呼吸症候群などの背景生活習慣病が隠れている場合、それらの原因疾患に対して適切な治療や生活指導を行わなければ、いくら強い睡眠薬を飲み続けても睡眠の質は改善されません。総合的なアプローチが最も重要です。

Q4. 睡眠の悪さと生活習慣病の数値、どちらを優先して先に治療すべきですか?

A. 基本的には、睡眠障害と生活習慣病を「同時並行」で統合的に治療・改善していくことが理想的であり、最も治療効率が高まります。睡眠時無呼吸症候群を治療(CPAP等)することで高血圧が自然と下がったり、血糖管理が進むことで夜間の頻尿が減ってぐっすり眠れるようになったりと、一方が改善することでもう一方も連動して劇的に良くなる好循環が生まれます。

当院の睡眠外来・内科診療について

新宿内科耳鼻科クリニックでは、睡眠障害と生活習慣病を一体として捉え、お体全体の健康をトータルで改善する医療を大切にしています。

 

新宿内科耳鼻科クリニック 医師メッセージ

「眠れないのは仕方ない」「疲れがたまっているだけ」と、睡眠の悪さを先延ばしにすることは、血管の老化(動脈硬化)を進め、糖尿病や高血圧などの重大な持病を水面下で急速に悪化させる一番の引き金です。逆に、持病のコントロールが進まない理由が、実は「質の悪い睡眠」にあったというケースも少なくありません。当院では糖尿病内科、循環器内科、耳鼻咽喉科専門医が密接に連携し、お身体全体から発せられている不眠や数値のSOSをワンストップで、丁寧に評価・治療いたします。平日夜19:00(夜間診療)まで、東新宿駅直結すぐの好アクセス環境で皆様をお迎えいたします。「眠り」と「生活習慣」のどちらも健やかに守るために、どうぞお気軽にご相談ください。

新宿内科耳鼻科クリニック

副都心線・大江戸線「東新宿駅」B2出口すぐ、JR新宿駅や新大久保駅からも通いやすい好立地にございます。不眠や日中のだるさは、お身体全体から発せられている重要なSOSです。我慢せず、お早めにご来院の上、ご相談ください。

所在地 東京都新宿区(東新宿駅B2出口すぐ)
最寄り駅 東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿駅」直結・徒歩すぐ
診療時間 平日:9:30〜13:30 / 15:00〜19:00
土曜午前:9:30〜14:00
休診日 土曜日午後・日曜日・祝日

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※事前予約なしで直接ご来院いただいた場合も、受付順にて迅速に診察をいたします。

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