鼻中隔弯曲症・鼻茸(ポリープ)
「いつも同じ方の鼻が詰まる」「鼻をかんでもスッキリしない」
「においが分からない」「頭が重い」
このような症状は、鼻中隔弯曲症や鼻茸(はなたけ/ポリープ)が原因かもしれません。
鼻中隔弯曲症とは
鼻の穴を左右に分ける壁を鼻中隔(びちゅうかく)といいます。
この鼻中隔が曲がってしまい、片方の鼻腔が狭くなる状態を
鼻中隔弯弯曲症と呼びます。
多くの方に軽度の曲がりはありますが、
変形が強い場合、空気の通りが悪くなり、
慢性的な鼻づまり・頭痛・いびきなどを引き起こします。
主な原因
- 生まれつきの骨格の影響
- 成長期の発育バランスのずれ
- ケガや打撲による変形
- 鼻炎・副鼻腔炎による慢性の腫れ
鼻中隔が曲がることで鼻腔内の気流が乱れ、
慢性鼻炎や副鼻腔炎を悪化させる原因にもなります。
鼻茸(はなたけ/ポリープ)とは
鼻の中の粘膜が慢性的に炎症を起こし、
ゼリー状に膨らんでできた“できもの”を
鼻茸(鼻ポリープ)といいます。
痛みがないため気づきにくく、
徐々に大きくなってから症状が出ることが多いのが特徴です。
主な症状
- 鼻づまりが長引く
- においが分からない(嗅覚低下)
- 鼻声になる
- 粘り気のある鼻水
- 後鼻漏(のどに鼻水が流れる)
- 頭や顔の重さ
- いびき・睡眠の質の低下
鼻中隔湾曲症と鼻茸の関係
鼻中隔が大きく曲がっていると、
空気の流れが悪くなり、片側の鼻粘膜に炎症が起こりやすくなります。
この炎症が慢性化すると、
副鼻腔に膿がたまり、粘膜が腫れて鼻茸が形成されることがあります。
そのため、
鼻中隔湾曲症と鼻茸は同時に存在するケースが多く、
慢性的な鼻づまりや嗅覚障害の原因になります。
当院での検査
● 問診
鼻づまりの期間・左右差・嗅覚の有無・頭痛の有無などを詳しく伺います。
● 鼻内視鏡検査(ファイバースコピー)
細いカメラで鼻の奥を観察し、
鼻中隔の曲がり、鼻茸の有無・位置・大きさを確認します。
検査は数分で終了し、痛みはほとんどありません。
● 画像検査(提携病院で実施)
副鼻腔炎や大きなポリープが疑われる場合は、
CT検査で炎症や骨格の状態を詳しく評価します。
治療方法
● 薬物療法(軽度〜中等度)
- ステロイド点鼻薬:炎症や鼻茸を縮小
- 抗ヒスタミン薬・抗ロイコトリエン薬
- 抗菌薬・去痰薬(副鼻腔炎合併時)
- 漢方薬(保険適用):慢性炎症・体質改善
薬で改善する場合もありますが、
再発や改善不十分な場合は手術を検討します。
● 外科的治療(重症・再発例)
鼻中隔弯曲症や鼻茸が重度の場合は、
提携専門病院で手術を行います。
鼻中隔矯正術
弯曲した鼻中隔を整え、鼻呼吸を改善する手術です。
頭痛・いびきの改善も期待できます。
内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)
鼻茸を切除し、副鼻腔の通気を改善します。
再発しにくい鼻腔環境を整える治療です。
当院では、
国立国際医療研究センター病院・東京女子医科大学病院・慶應義塾大学病院など、
新宿近隣の高度医療機関と連携し、
安全で確実な治療をサポートしています。
放置するとどうなる?
鼻づまりや鼻水を放置すると、
- 慢性副鼻腔炎
- 嗅覚障害(においが分からなくなる)
- 睡眠時無呼吸症候群
などを引き起こす可能性があります。
特に鼻茸が大きくなると、
嗅覚が完全に失われることもあり、
生活の質(QOL)が大きく低下します。
Q&A:鼻中隔弯曲症・鼻茸について
Q1. 片側だけ鼻づまりが続いていますが大丈夫ですか?
A. 鼻中隔弯曲症やポリープの可能性があります。放置せず検査を受けましょう。
Q2. 鼻茸は自然に治りますか?
A. 小さいものは薬で縮小することもありますが、多くは自然に消えません。
Q3. 手術は痛いですか?
A. 全身麻酔で行うため痛みはほとんどなく、回復も比較的早いです。
Q4. いびきとの関係はありますか?
A. 鼻呼吸がしづらくなるため、いびきや睡眠時無呼吸を悪化させることがあります。
Q5. においは戻りますか?
A. 炎症やポリープが改善すれば回復するケースが多く、早期治療が重要です。
新宿・東新宿で鼻中隔湾曲症・鼻茸の診療なら
新宿内科耳鼻科クリニックでは、
慢性的な鼻づまり・鼻水・嗅覚低下・後鼻漏などの症状に対し、
内視鏡検査による正確な診断と、
薬物療法・吸入治療・手術連携まで一貫してサポートしています。
「片側の鼻がいつも詰まる」「においがしない」「鼻声が治らない」
といった症状がある方は、早めにご相談ください。
新宿・東新宿で鼻中隔弯曲症・鼻茸(ポリープ)の診療なら、新宿内科耳鼻科クリニックへ。
患者さま一人ひとりに合わせた治療で、快適な鼻呼吸を取り戻します。
