【医師解説】血圧は季節で変わる?秋から血圧が上がる理由と注意したい受診の目安
秋から冬へと季節が移り変わる時期、健康診断で「血圧が高め」
夏場は血管が拡張しやすいため血圧が下がる傾向にありますが、
本記事では、内科医の視点から「なぜ秋に血圧が上がるのか」
血圧は季節で変わる?秋から冬に血圧が上がる3つの理由
「血圧は年間を通じて一定である」と思われがちですが、
気温低下による血管の収縮
人間の体は、
自律神経(交感神経)の優位
急激な寒暖差や冷えを感知すると、自律神経のうち「交感神経」
生活習慣の変化(味付け・運動量・水分補給)
季節の変化に伴う生活習慣のシフトも、
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塩分の摂り過ぎ:秋から冬は鍋物や濃い味付けの料理が増え、
知らず知らずのうちに塩分摂取量が多くなる傾向があります。 -
運動不足:肌寒くなると外出や運動の機会が減り、
体重増加や血流低下につながります。 -
水分不足:夏に比べて喉の乾きを感じにくくなるため、
水分摂取量が減り、 血液の粘度が高まって血圧に影響を与えることがあります。
放置は危険!秋の血圧上昇がもたらす健康リスク
血圧が高くなっても、
脳梗塞・心筋梗塞のリスク増加
血管に強い圧力がかかり続けると、血管壁が厚く硬くなり「
ヒートショックの危険性
秋から冬にかけて特に警戒が必要なのが「ヒートショック」です。
今すぐできる!秋の血圧上昇を防ぐ5つの生活習慣
日常のわずかな工夫と見直しによって、
① 室内の寒暖差を減らす(温湿度管理)
部屋ごとの温度差を少なくすることが、
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脱衣所やトイレの加温:小型のヒーターや暖房器具を設置し、
移動時の冷えを防ぎます。 -
入浴時の工夫:お湯の温度は40度前後のぬるめに設定し、
シャワーを使って事前にお風呂場全体を温めておきます。
② 減塩意識とバランスの良い食事
塩分の排泄を促すカリウムを含む食品や、
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出汁(だし)や香辛料の活用:減塩醤油や昆布・鰹節のだし、
薬味(しょうが、大葉等)を活用し、 塩分を控えつつ満足感を維持します。 -
野菜や果物の摂取:
カリウムを豊富に含む野菜や海藻類を意識して摂ります(※ 腎臓疾患をお持ちの方は主治医にご相談ください)。
③ 適切な水分補給
喉が乾いていなくても、
④ 防寒対策とお風呂あがりのケア
外出時は首・手首・足首などの「太い血管が通る部位」
⑤ 適度な運動の継続 ウォーキングやストレッチなどの軽めのアエロビクス(
正しい家庭血圧の測定方法と記録のポイント
血圧管理の第一歩は、ご自身の「普段の血圧」
正しい測定タイミングと手順
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タイミング:1日2回(朝と夜)測定するのが理想的です。
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朝:起床後1時間以内、排尿後、朝食・
服薬前のタイミングで測定します。 -
夜:就寝直前、
入浴や飲酒から十分な時間が経過したタイミングで測定します。
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測定姿勢:椅子の背もたれに背を伸ばして座り、1〜
2分静かに安静にしてから測定します。腕帯(カフ) の高さは心臓と同じ高さに合わせましょう。
血圧手帳への記録
測定結果は、日付・時間・脈拍とともに「血圧手帳」
よくある質問(Q&A)
Q1. 秋になると血圧の上が数値だけ高くなるのはなぜですか?
A. 秋の寒さによって末梢血管が収縮すると、
Q2. 上の血圧がいくつ以上になったら内科を受診すべきですか?
A. 日本高血圧学会のガイドラインでは、家庭血圧において「135/
Q3. 夏に処方された血圧の薬は、 秋になって血圧が上がったら増量すべきですか?
A. ご自身の判断で薬の量を増減させることは非常に危険です。
このような症状がある場合はお早めに内科へご相談ください
血圧は「静かなる病」と呼ばれ、
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家庭血圧の平均値が以前より明らかに高くなっている
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頭重感(頭が重い感じ)、肩こり、めまい、
ふらつきを頻繁に感じる -
健康診断で血圧の再検査・二次精査を指示された
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血圧の変動が激しく、上と下の差が広がっている
内科では、
まとめ:秋からの血圧管理で健やかな毎日を
秋から冬にかけての血圧上昇は、生理的な変化であると同時に、
当院では、
