耳鼻咽喉科部門

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花粉症外来pollen

毎年2月頃からはじまるスギ花粉の飛散。
またスギに限らず、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどさまざまな植物が花粉症の原因であり、つらい症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

当院ではアレルギー検査の即日報告が可能です。
41種のアレルギー迅速検査機器は約30分にて結果がでますので、即日での結果報告が可能です(基本は報告書をPDFにてメール送付、診察時間内で報告書が出そうなら即日手渡しも可)。

症状緩和のお薬(内服、点眼、点鼻)、舌下免疫療法(スギ・ダニ)などを行っています。

当院で処方可能なお薬

「妊娠/授乳中なので影響のないお薬にしたい」「運転中に眠くならないお薬にしたい」「とにかく症状をおさえる薬がほしい」など、ご希望にあわせた処方が可能ですので、お気軽におっしゃってください。

舌下免疫療法(スギ花粉・ダニ)


これはアレルギーの原因物質であるアレルゲンを、少量ずつ体内に吸収させてアレルギー反応を弱めていく減感作療法の一種です。
現在は、スギ花粉とダニのアレルギーのみ治療が可能です。

舌下免疫療法は最低でも2年は継続する必要があります。効果は治療開始後2~3ヶ月くらいで現れてきます。
治療開始直後と花粉飛散シーズンは副作用が出やすくなるため、スギ花粉の飛散時期が過ぎた時期に、最初の治療を始めます。

舌下免疫療法を開始する時期

  • スギ花粉:花粉が多く飛散していない、毎年6月1日~11月下旬頃に開始します。
  • ダニ :一年中、いつからでも始められます。

2024年スギ花粉飛散予測

飛散開始時期

2024年のスギ花粉飛散開始時期は2月上旬と、例年並みか例年より早くなる見込みです。
スギ花粉は、わずかな量が飛散開始時期より前に飛び始めるため、花粉症の方は、1月のうちから対策を始めるとよいでしょう。

飛散量

今年の飛散量は、大量飛散だった前シーズン(2023年)と比べると少ない見通しですが、例年(過去10年の平均)に比べると、やや多い飛散量と予測されています。
花粉症は花粉飛散量がある一定のレベルまで上昇すると発症します。万全な対策を行って花粉シーズンをお過ごしください。

» 春の花粉飛散予測:日本気象協会 tenki.jp

アレルギー検査(血液検査)

湿疹やかゆみ、鼻水など、アレルギーかもしれないという症状があるときは、原因を調べるためにアレルギーの検査を受けてみましょう。
当院では、血液検査でのアレルギー検査を行っております。

13種類までのアレルギー原因検索検査(保険適用:3割負担で約4600円)
花粉だけでなく、食べ物やホコリなど気になる項目を重点的に検査します。
13種類は自由に選べますが、当院では主に鼻炎の原因となるような物質の検査を勧めています。

30分で41種類のアレルギーがわかる!ドロップスクリーン検査

ドロップスクリーン検査

ドロップスクリーン検査は、スギやヒノキをはじめとした花粉症、ダニや食物などの41種類のアレルギー検査を約30分で行うことができます。

指先にスタンプを押すようなイメージで、極細の針をちくっと刺し、血液を数滴採取すれば検査が行えます。小さなお子さんや注射な苦手な大人の方にもおすすめです。

喘息や食物アレルギー、口腔アレルギー症候群などの診断にも有用です。